#3メンタルコーチング② 自分らしさの確認

気持ちを落ち着かせるメンタルコーチ

前回のポイント

・頭の中のモヤモヤを和らげるために、自分の考えていることを言語化して手書きで書いていく
最低でも5日間続けて、頭の中が少しすっきりしたことを実感する。
・自分の心の深層を書いていくので、他の人に見せる必要はありません。
・頭の中のモヤモヤを和らげるために、自分の考えていることを言語化して手書きで書いていく
最低でも5日間続けて、頭の中が少しすっきりしたことを実感する。
・自分の心の深層を書いていくので、他の人に見せる必要はありません。

前回の記事を読みたい方はこちらです

手順4 ノートを見ながら、キーワードを付箋に書いてみる

お疲れ様でした。
モーニングノートを見返してみると、自分の嫌な部分、辛かった部分に触れることも
あったと思います。
まさにゴミと宝物がごちゃ混ぜの状態を見ているのです。

その仕分けの過程で「キーワード」が見つかると思います。
その「キーワード」を付箋に書き込んでいきましょう。この時点では嫌な感情も
書き出してかまいません。沢山出てきた方がいいです。
この時点では、まとめようとせずに、どんどん付箋を作っていきましょう。
明らかなゴミだけ取り除いて、自分の思考をわかりやすく可視化する作業です。
できた付箋は真っ白な紙に貼っていきましょう。

手順5 自分らしいか、の度合いで並べてみる

一通り、白い紙に沢山のキーワードが貼られました。
これが、以前のモヤモヤした頭の中をスクリーニングした状態です。

元気な時は頭の中で構築できていたことが、疲れたり、嫌なことが続いたりして
整理できなくなってしまったのです。

白い紙にキーワードを出したことで、頭の中に考えるスペースができたことに
気が付いたと思います。
沢山のキーワードが書かれたその紙をしばらく眺めてみてください。
そして、自分の気持ち、自分らしさを表している順に並び替えてみてください。
ここで色々な気づきを得ると思います。しかし、安易にまとめようとしないで構いません。

並び替えているうちに、「ちょっと違うな、」「こんな考えが足りなかった」ということに
気づく場面があると思います。その時は修正したり、追加をしてください。

面白いことに、「優しい自分」と「意地悪な自分」といったように、相反する
言葉が出てくることもよくあります。
それは、頭の中を上手にトレースできている証拠です。人の感情は単純ではないのです。
それぞれの項目に分けて、自分の心の奥にある本質的だ思える順に並べていってください。

手順6 俯瞰してみる、自分にしっくりいくか?

付箋の項目分け、並び替えができたら、もう一度その紙を俯瞰して眺めてみましょう。
自分の頭の中がうまくトレースできていますか?
何か別の感情が生まれてくることもあると思います。その時は、更にキーワードを付箋に書いて
並び替えてみるということをしてみましょう。
この段階では、付箋の言葉は心の中の深いところだったり、浅いところだったり、バラバラだと
思います。
それで全く構いません。付箋ですから、何度も貼り替えられます。
俯瞰してみて、付箋の順番を変えたり、足りないところを付箋に書いて付け加えたりする
作業をしていくことで、その紙はだんだんあなたに馴染んでいきます。

<追記>疲れたら休む

ここまでで、頭の中でモヤモヤした状態から
①強制的に外に出してみる
②大事なもの、いらないものに仕分けをする
③自分らしく、順位づけていく
作業を行いました。

初めてやられた方は、とても疲れる作業だったと思います。
また、自分の心の深層に入っていくことで、嫌なことを思い出して
辛かったかもしれません。

お疲れ様でした。
私のメンタルコーチングでは、ここまでの作業に最低でも2週間くらいをかけます。
そのくらいゆっくりとやらないと、気持ちが落ち込んでしまう方が出てくるのです。
この作業のほとんどは自主ワークになるのですが、私はクライアントさんに
この期間は1日おきに、励ましのメールを打っています。
ここが一番苦しいところだと思います。疲れたら休んでください。
でもここを超えると途端に面白くなってきます。

少しづつでも続けて、ここまでを2〜3週間くらいで終わるようにしてください。

続き メンタルコーチングング③目的ー目標ー手段を構築する

#モーニングノート,#自分らしさ,#リラックス

コメント

  1. ゆき より:

    コラムを参考にさせて頂き明日からモーニングノートを5日間つけて頭の中のモヤモヤを
    吐き出そうと思いました。

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